1.日本の雷鳥
最初に私がライチョウのことを知ったのは、もしかしたら「雷鳥の里」というお菓子だったかもしれません。さくっと美味しい信州のお菓子です。今だからわかるようになったことは、お菓子の中に入っているライチョウの絵は夏羽で、目の上が赤いのでオス。
長野県大町から譲り受けた卵が無事に大きくなりました。上野動物園のライチョウ。卵の状態でないと移動に耐えられないそうです。動物園に入ってすぐ左側のルリカケスやカワセミなどがいる場所です。今月15日から10:00-12:00限定で公開されることになり、15日にさっそく行ってきました。まだ真っ白な冬羽です。
前から園にいるのはスバールバル ライチョウで、東園ホッキョクグマの近くにいます。日の長さで羽の色が変わるのですが、北極圏に住んでいるので、日本のライチョウより早く夏羽になるそうです。動物園でも光の工夫をしているので既に茶色い夏羽になってきています。
↓公開されたばかりの日本のライチョウ。まだ真っ白な冬羽。
警戒心の強いものたちは公開されず、このライチョウはストレスに強いタイプなので初日公開に選ばれたそうです。好奇心が強いみたいで、ガラス張りのすぐそばをちょろちょろ歩いていました。それでも初日ですし緊張していたようでエサのコマツナ(?)は食べませんでした。そして約束の12:00、体調管理のため部屋へ帰ります。
↓ライチョウお出迎えシーン1。変な菌を感染させないように防護服で。
↓ライチョウをお出迎えシーン2
↓ライチョウをお出迎えシーン3。自分から近寄ってくるライチョウ。
↓ライチョウをお出迎えシーン4。ぶれているだけで暴れていたわけではありません。
↓ライチョウをお出迎えシーン5。ダンボール箱にそっと入れられます。
↓ライチョウをお出迎えシーン6。部屋に帰っていきました。
ライチョウの数も急激に減っていて、原因をたどっていけば人による環境破壊です。環境保護はバランスが崩れ過ぎてもう手遅れなのか、まだぎりぎり間にあうのか、間にあいそうだけどお金やら黒い大人の事情がからんでやはり間にあわないのか、間にあわないかもしれないけど希望を捨てずやってみるという段階なのか。。。とにかく、みんな元気に育つことを願っています。
2.色々な羽
ボランティアーズの皆さんのブースが出ていてとても楽しかったです。ライチョウについて色々お話を聞いたり、違う種類の羽を両手に持って風圧の違いを感じたり、いつも小さな驚きをたくさんくださいます。
3.どこになにがあるか
資料、勉強のため動物や命に関する本をたくさん読んだのですが、完全に私の頭のキャパオーバーでパンクしそうに、、、いやもうパンクしているのかも(笑)新たなラフを今月中に作ります(作りたいです。作ろうかな。作れないか。。。作ります!)
★平井たこ・Tako Hirai http://hiraitako.petit.cc/